森とさかなをたいせつに・・・。
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4月24日(曇り) *repo* kiyo
ず〜と気になっていた甲州の渓、支流の奥を探索。
奥飛騨釣行が不完全燃焼で終わったので疲れた体に鞭打って(笑)甲州の渓に行って来ました。
無難にお気に入りのポイントをやると言う選択肢もありましたが、やけっぱちでずっと気になっていた支流の深部に入ります。
地図を見る限り車止めゲートから今回の目的の入渓点までは歩いて2時間はかかりそう。
谷が深い支流なので途中で川に降りられる所が無いかの確認も今回の目的のひとつ。
そして9時過ぎ、車止めゲートの駐車スペースに着くとすでに車が6台。自分の車で満車。最後の一台停められて良かった〜。
ここは登山の方も利用する場所なので何人の先行者がいるか分からない状況です。
それはともかく歩き始めます。新緑のいい季節になりました。

林道からチラチラ見える流れ。いい感じの水量です。
写真では分かりずらいですが、川までは垂直に近い傾斜です。

支流もいい感じ。

次の支流。
こんど時間がある時にやってみる価値ありですね。この上はどのくらい遡行出来るんだろう?今日は深部までの探索なのでやりませんが・・・。

目的の川は時々こんな感じで通らずになります。
無理して降りたとしてもすぐに通らず。と言うこともありそうなのでその辺りも含めてしっかり見定めます。
この写真、橋から撮っているように見えますが、林道からです。垂直です(笑)

コンニチハ。

歩くこと2時間ちょい。いよいよ地図で確認しておいた入渓点です。下に橋が見えます。
ここに来るまでの間、登山の方1組(2人)、釣り師1組(3人)に会いました。
身支度からして釣りの方はエサ師っぽい感じでした。様子を聞こうと思い挨拶をしましたが、話しかけられる雰囲気ではなく・・・。
せめてどこに入ったかくらいは話してほしかったな〜。

川の様子を見るために入渓点を過ぎて少し登山道を歩きます。
するとすぐ上に滝がありました。今回はこの滝までやってみることにします。
そして入渓点に戻っていよいよ釣り開始です。
最初のポイントからいきなりいい反転流です。
その反転流にフライを乗せて岩盤沿いから落ち込みの泡にフライが飲み込まれる直前にシュポっと出ました。

出た場所が場所だけにイワナかと思いましたがまさかのアマゴでした。
山の中のアマゴらしい綺麗な発色です。

そして次のポイントからは・・・。

イワナでした。
まだちょっと痩せていますがいい顔つきです。

ここではデカいアマゴが浮いていました。
手前に倒木と枯れ葉の山。これ以上近付けば気づかれてしまいます。
倒木と葉っぱにラインを取れれないように慎重にキャストします。
そして手前の葉っぱに気を取られうまくスラッグが入れられないミスキャスト。
ドラグが掛かってしまったフライをチラ見した後沈んでしまいました。残念。

こんな流れではうかつに近づくと走られてしまいます。
一段下から慎重にアプローチが決まるといい感じで反応してくれます。

そして登山道から確認していた滝がやって来ました。
ここでもデカいのがふらふらと滝壺を回遊していましたが食わせることが出来ませんでした。

入渓点から300メートルくらいしか釣り上がれる距離がありませんでしたがかなりの魚影の濃さでした。
滝を眺めながら腹ごしらえ。
タイ風なんちゃらカレー。めちゃうまでした。リピート確定です。

ここからは登山道に上がれないので入渓点まで川通しで戻ります。
入渓したところからはもう一本沢が流れ込んでいます。そこも気になっていたのでちょっと流すとイワナちゃん。

もう少し上がろうと思っていたらフライの方が目の前に現れました。
話をするとその沢はその方が朝からやったとの事でした。なのでこれを機に今日は上がる事にします。
コンニチハ。

釣りをしたのは短時間でしたがかなりの手ごたえ。
これはもう少し探索を継続しなきゃですね。
地図を頼りにした探索はヒット率3割程度ですが今回はどうやらヒットしたようです。