森とさかなをたいせつに・・・。
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8月1日(快晴) *repo* kiyo
真夏の甲信高原行脚。5日目。
前日の夕方に一気に移動して北アルプスの南端までやって来ました。
この辺りはやった事がある川が4本ありますが、新規の開拓もしたいな〜と思い地図をチェックしながら悩みます。
そう言えばちょっと前にkamiさんが「景色が良くて行ってみたい川がある」と言っていたのを思い出して抜け駆けすることにしました。
地図を見て山と川の位置関係を確認し、想像でエリアを特定します。
そして車を走らせながら入渓出来そうな所を探します。
kamiさんが言っていた通りここからの景色は絶景です。でも場所はここで合ってるのかな?
少し下流の橋から覗くとめっちゃいい川です。
ただこの橋は高くてここからは降りられそうも無いので川まで降りられそうな所を探します。
そして入渓出来そうなルートを見つけ車を停めます。
この駐車スペースは登山道?(遊歩道)の入り口になるのですでに車が数台停まっています。
釣り人かどうか分からないですが今日は新規開拓なので先行者覚悟で入渓場所に向かいます。
かなり獣チックな道で、少しビビりましたが歩くこと約10分。あっさり川に到着しました。
少し被り気味で落差があり、いかにもイワナが好きそうなポイントです。
さっそく準備をして釣りを始めます。
そして釣りを始めてすぐにルアーの方が追いついて来ました。
どうやら自分と同じ場所から入渓して少し下ってから釣りを始めたみたいです。
結果的にその方の頭をハネてしまった形になってしまったのでちょっと話をして先を譲ります。
が、そのルアーの方も「先にどうぞ、自分がルアーを投げた後だと釣れないですよ。」
と先を譲ってくれますが、たぶんルアーよりフライのペースの方が遅いのでどうぞお先に。と先を促します。
するとルアーの方からの提案で一緒に釣りましょうと言うことになりました。
間近でフライの釣りを見たことがないので見てみたいというのもあったようです。
そしてまずは私(kiyo)からやらせてもらいます。
ずっと後ろから見られているので少し緊張しながら釣りスタート。
何ヶ所目からのポイントでイワナが出てくれてやっと緊張から解き放たれます(笑)
そして先を譲るとあっという間にヒット!!
後ろから釣りを見ていましたが、半端ない精度のキャストをします。
しかもルアーが着水した瞬間に誘いを入れてキッチリ流れをトレースします。まさにドライフライを流すレーンです。
私(kiyo)も重箱の隅をつつくような釣りをしますが、ビシッと同じポイントに入れてきます。
最初に話した「自分がルアーを投げた後では釣れないですよ。」の言葉の意味が分かりました。
先を譲らなくて良かったです(笑)
2人で先頭を入れ替えながら釣り進みます。
たぶん自分の5倍くらい釣っている感じでした。サスガです。
いや〜、楽しい一日になりました。
私(kiyo)はこの川は初めてなので退渓点の心配をしていました。
地図上では川沿いの道が途中で無くなるのであまり上まで行くと川通しで帰るしかなくなりそうだからです。
その事を釣り上がりの途中で話すと地図には無いけどちゃんと道があるので大丈夫ですよ。と力強いお言葉。
自分一人ではここまで来れなかったですね。ありがとうございます。
そして楽しい釣りの時間はあっという間に修了しました。
めっちゃいいものを見させていただきました。ルアーの方も色々見てきましたが、こんな釣りをする方は見たことがありませんでした。
退渓するとそこは快適な遊歩道?でした。
色々話をしながら一緒に歩くと車までの時間もあっという間です。
そして駐車スペースに到着。二人の車は並んで停まっていました(笑)。歩く時間だけでは足りず車に戻ってからも話は尽きず。
釣り方は違えどやっぱり同じ釣り人。今日はホントに楽しい一日でした。
Mさん、ご一緒して頂きありがとうございます。またよろしくお願いします。