森とさかなをたいせつに・・・。
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4月11日(晴れ) *repo* kiyo
10数年ぶりくらいの西桂へ。
最終日の朝が来ました。今朝は冷え込み車のガラスは凍っています。
どうしようか迷いましたが行きたい川はどこも増水が残っていて無理そうなので久しぶりに西桂に行ってみることにします。
うん十年くらい前は毎週のように通っていましたがすっかり足が遠のいてしまっていました。
冷え込んだうえに日中はどピーカン。山の中のイワナならともかく、ヤマメのライズ狙いには嫌な予感しかしません。
でもいいんです。今回のミッションはナビを使わずに懐かしのポイントまでたどり着くことなので(笑)。
その前に忍野を覗いてみます。
橋の上からしばらく川を覗いていましたがまったくライズは見られず。
今日は状況的に厳しいとは思っていましたが一回や二回くらいはライズを見たかったですね〜。
そしてミッションを開始します。
途中、見知らぬトンネルが出てきたり、バイパスみたいな道が出来ていたり。
そしてそろそろ着く頃だよな〜と思っていたら通り過ぎていました。
バイパスをスイスイ走っていたので気が付きませんでした(笑)。
やっと旧道を見つけ走り始めたら懐かしい景色が蘇えって来ました。無事ミッションクリア。9時半頃に駐車スペースに辿り着けました。
ここは護岸されていて、しかも川底は溶岩が主体なので思ったより川は昔のままです。
とりあえず護岸の上から川を覗きながら魚影やライズを探します。
でっかいニジマスが居ました。
ざっくり60センチくらいはありそうです。底べったっりですが時々レーンを変えてゆらゆらしているので何かを捕食しています。
真剣にやれば釣れそうな個体でしたが持参しているロッドは#2。
フッキングしても嫌な予感しかしないので手を出さないでおきます。
ここにも居ました。
こっちは護岸とブッシュの陰にベッタリ張り付いていて微動だにしません。
ここは鉄板ポイントでしたが今日はさっぱりです。
先に釣りをしていた地元のルアーの方と話したら夕方にはフライマンが毎日入ってますよ。との事。
と言うことはライズが無い訳ではないみたいですね。
そうこうしているうちに昼を過ぎてしまいました。この時点でライズはまったく無し。
まだ着替えてないしこのまま帰るかどうしようか考えましたが、せっかく久しぶりに来たのでダメもとでやってみることにします。
プールではライズが無いのでちょっとした流れを流すと・・・。
釣れました(笑)。
フックサイズは#18。フックとの対比でヤマメのサイズをご察し下さい・・・(汗)。
水辺ではセキレイたちが盛んに虫をついばんでいます。
ハッチがあってライズが無いという、なんとももどかしい時間が過ぎていきます。
3時までライズを待ちますが我慢できずにたまらず場所移動。
ここはむらっけがあるもののいいタイミングに当たると思わぬヤマメがライズしていることがある場所(でした)。
タイミングよくライズをしている個体がいてくれたらいいんだけどな〜。
いい感じのバブルラインが出来ていますが今日はちょっと水が早いな〜。
流れ込みの奥の緩流帯。
ライズはありませんが三角波が出ている護岸ギリギリを流してみます。
やる気があるヤマメが居ればライズが無くてもガバッとくることがありそうなポイントです。
いい感じでフライが流れますが、空しく流れていくだけ・・・。
そして4時を過ぎた頃、鏡状のプールでライズが始まりました。
でも騙されてはいけません。
ライズの主はマイクロサイズのうーさまでした。桂川あるあるです。
鴨も暇そうにしています。
これ以上待つ気力がなくなったのでこれで帰宅することにします。
去年の遠征はいずれも天候に恵まれましたが、今年は初っ端から歯車が狂いました。
今シーズンの遠征はどうなることやら・・・。