森とさかなをたいせつに・・・。
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5月11日(晴れたり曇ったり) *repo* kiyo
雨の後の南アルプスへ。
4日前に降った雨。その雨でそろそろ南アルプスの大物が動く頃かと思いシェフsaitouさんと一緒に出撃してきました。
天気予報では朝の冷え込みが無く増水後の引き際で爆釣の予感しかしません。
川に向かう車の中ではいつものように都合のいい妄想で二人で話が弾みます。
だがしか〜し・・・。
都合のいい妄想はあっという間にどこかに吹き飛んでしまいましたとさ。
降った雨の量が想像より遥かに多かったようです。
という事で本流の一発大物は諦めて支流に向かいます。
しかし支流の水量もかなりの男前。
夏のこのくらいの増水なら歓迎ですがこの時期の増水は絶望的な状況です。
それでもやるだけやってみようと言うことで上流に向かいます。
林道横には渓流釣りの最盛期のバロメーター。タニウツギと藤の花が咲いています。
だいぶ上までやってきました。
あの増水を見てしまったのでちょっと足取りが重いのは気のせいではないかも知れません(笑)。
絶望的な流れを見ながらいっぷくタイム。
そして最後の難関を突破して入渓点に向かいます。
入渓点に着くとかなりの数の虫が飛んでいます。
予報通り朝の冷え込みが無かったので虫たちの活性はかなり上がっているようです。
そして釣り開始。もちろん狙いは反転流やちょっとした水たまりのような場所。
私(kiyo)が釣り始めて最初のポイント。
対岸の石と石の間のちょっとしたスポットにフライを落とすとすぐにフライが吸い込まれました。
フッキングした瞬間、予想はしていましたが激流に乗って下られ大惨事(汗)。
空中輸送でネットイン!!
そしてシェフsaitouさんにも。
流すところは限られていますがいい流れさえあれば必ず反応する感じ。
厳しいと思っていましたがイワナたちの活性はかなり高いようです。
楽しくなってきました。
気が付けばシェフsaitouさんの竿がまた曲がっています。
そして私(kiyo)にも。
厳しい釣りになると思っていましたが、いい反応でご機嫌なお昼タイム。
そして午後の部。
イワナたちの反応の良さにシェフsaitouさんも満面の笑みです。
午後は一時的に入れ食い状態。
サイズもまあまあサイズが揃います。こうなってくると尺への期待が高まりますが、残念ながら尺は顔を見せてくれませんでした。
上流に行くにつれて流せる場所が減り、バックスペースも狭くなり釣りずらくなってきたので少し早いですがこの辺で納竿することにします。
本流での釣りが出来なかったのが残念でしたが、終わってみれば楽しい釣りが出来ました。
川を見た時は釣りが出来るのか??と思いましたがやっぱり諦めなくて良かったです。釣りはやってみないと分からないものですね。