森とさかなをたいせつに・・・。
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4月8日(晴れ) *repo* kiyo
南アルプスの渓、探索。
今回は南アルプスの渓の探索です。
地図上で見つけた気になる渓。釣りが出来るのか?川には降りられるのか?それを確かめに行く釣行です。
こんな宝くじのような釣りのお付き合いをしてくれるのはkamimuraさんです。
去年目星をつけていた川に向かいます。
まずは地形図で確認して第一候補に上げていた入渓できそうなポイントに向かいます。
ガーン!!山が大崩落しています。きっと去年の台風の仕業です。
ただ地図で確認していた通り、川には降りることが出来ました。
しか〜し・・・。 土砂と倒木が川を塞いでいます。
kamimuraさんが先頭に立って突破しようと試みますが・・・。
無理!!
撤退です。
どうしようか二人で作戦会議。
地図を見る限りこの先は川と登山道がどんどん離れて行き、川との落差も大きくなる一方。
それでも2時間くらい歩けば落差が少ない地点に行けそうです。ただそこまで行っても確実に降りられる保証はなく・・・。
で、出た結論。
ダメならダメで、ダメだということが分かるのでそれだけで収穫!!
という事で先に進みます。
吊り橋苦手です・・・。
吊り橋の下には美味しそうな支流が流れています。
今回の目的の川より規模は小さいですが絶対イワナが付いていそうなポイントが点在します、
当然川に降りようと試みますが
無理!!
そして更にその先に向かいます。
そして現れたこんなポイント。絶叫マシン並に恐怖感をそそります。
しかも何日か前に降った雨の影響で岩肌を水が流れ落ちていて足元がグズグズ。
無理!!
安全第一がモットーの我々はここで撤収(汗)。
足元がいい時ならまだしも、今回は怖すぎます・・・。
この先はあきらめてトボトボと帰ります。
登山道脇に咲いていたリンドウ。土からの高さ5センチちょっとの小さい株。フデリンドウかな?
そして引き返している時にキラリと光の道が見えました。
登ってくるときは気がつきませんでしたが、一本降りられそうなルートがありそうです。
落差が100メートルくらいあるので半分から下は見えませんが見えるところまでは確実に降りられます。
そこまで降りれば更に下の様子が分かるだろうということでダメもとで降りてみることに決定!!
ダメならダメで、ダメだということが分かるのでそれだけで収穫!!
あくまでも前向きです。という事で降下開始。
降りられました!!
降りられたということだけで大満足な二人。思わずガッツポーズ。
尺イワナを釣った時に匹敵する嬉しさでした。
時計を見るともうお昼を過ぎていました。
ここまでくれば先を急ぐ必要はないのでお茶を入れてゆっくり昼食タイム。
そしてわくわくしながら釣り開始です!!
あまりの渓相の良さなのでしばらく景色をお楽しみ下さい。
あっ、遅くなりましたが今回はなぜか魚の写真はありません(汗)。
どうやら入渓した季節を間違えたようです(笑)。
でもいいんです。今回は探索に来ただけですから。
kamimuraさん、お付き合いありがとうございました♪
という事でヒトリシズカ(二人静か)に退散です。
リベンジ確定!!