森とさかなをたいせつに・・・。
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1月23日(寒くない雨) *repo* kiyo
第二回潤井川合宿 2日目
車の屋根をたたく雨の音で目覚めました。
潤井川2日目は雨の朝になりました。雨は午後からという天気予報は見事にはずれました。
午前中くらいはなんとか釣りが出来ると思っていたのになぁ〜。
とりあえず車のお尻とお尻をくっつけてリアゲートを開ければ二人で話くらい出来ると思いaokiさんに提案。
するとaokiさんがどこからかシートを引っ張り出してきました。さすが車中泊マスター。これで簡易的に雨が凌げます。
朝起きた時点ではそのまま帰ろうと思っていましたが、雨よけスペースが出来たのでとりあえず二人で朝食という事に(笑)。
雨は断続的に強くなったり弱くなったりしています。
弱まった時にはこれなら釣りは出来る?という感じになりますがその直後にまた雨足が強まり・・・。悩ましい雨の降り方です。
朝食を食べながらこんな雨の日はライズがあるんだよね〜とか言ってる反面、雨やだな〜と思う自分。
で、決めました。
今日はやらない!!
こう宣言しないと自分の気持ちの整理がつきません(笑)。
いっぽうaokiさんは釣りします宣言。さすが前向きです。食べ終わると同時に戦闘服に着替えます。
とりあえず入渓ポイントまで行ってaokiさんを見送ります。
aokiさんがんばって〜。と見送るつもりが・・・。
川を見たらやっぱり釣りがしたくなりました。しかもお気に入りのプールには誰もいません。
意志の弱い自分はさっきの「今日はやらない」宣言をあっさり撤回。雨に濡れながら着替えます。
ひと足早く釣り始めたaokiさんはいきなりヒットしています。
あい変わらず仕事が早いです。やっぱりこんな時も迷わず釣りをする判断が出来る心の強さゆえですね。
そして私(kiyo)は 昨日syatyouさんがデカいのを掛けたポイントに直行します。
流し方と詳しいポイントは聞いていたのでそれを参考にキャスト。
そして5投目くらいに絶妙な流れ方をした時ちょっとラインに違和感が。”んっ?”と思って合わせを入れると
ゴクンゴクンという大物特有の感触。
デカい!!と確信した直後、石に巻かれてしまいました。でも魚の感触も伝わってきていたので少しラインを送ったら運よく石をかわせました。
そしてここからが凄かった。
まったく制御できません。4Xのティペットを結んでいたのでかなり強引にやり取りしましたがまったく頭を上げません。
いきなり上流に走ったと思ったら今度はこっちに向かって走ってきます。
緩んだラインを回収してリーダーまでロッドティップに入ったところでチラッと巨体が見えました。
恐ろしく大きい頭とぶっといからだ。そしてこちらに見られたのが分かったのか今度はいきなり下流に向かって走り出します。
自分もそれを追って下流に走ります。そして下流に回り込んでラインにテンションを掛けた途端、今度は対岸に向かって走ります。
そして対岸の護岸に張り付いたままジワリジワリと上流に向かって動き始めました。
ヤバイ!!このまま行かれると護岸沿いの大きな沈み石が並んでいる向こう側に入られてしまう。
そう思っていくらテンションを掛けてもこちら側に引き寄せられません。
そうこうしているうちにゴリゴリという嫌な感触がロッドに伝わってきます。一番恐れていた状況です。
そうやって2度、3度石にこすられたところでラインブレイク。これは取れるサイズじゃなかったです。
そしてふと気が付くと川に濁りが・・・。
これで強制終了です。
今日はさかなの顔は見れませんでしたが、雨の中やって良かったです。
いや〜、ホントに楽しい二日間でした。aokiさん、syatyouさんまたよろしくお願いします。
今シーズンもう一回くらいはリベンジしたいなぁ〜。