moritosakana
森とさかなをたいせつに・・・。                                          since 2005

4月11日(晴れたり曇ったり)     *repo*  kiyo

大雪の後の芦ノ湖釣行



またまた芦ノ湖に行ってきました。

釣行予定日前日の天気は大荒れ。
流れてくるニュースでは山沿いのあちこちで大雪になっている感じです。

せっかく9度台まで上がってきた芦ノ湖の水温ですが、これで水温ダダ下がり確定です。
天気予報と風向き、地形図とにらめっこしながら釣行そのものを取りやめるのか?行くとしたらどこに入るのか?
かなり悩ましい状況になってしましました。

そして前日の夕方、道路は大丈夫そうなので、ダメもとで行くだけ行ってみましょう。という事に決定。

当日、湖周辺では雪が降った形跡はほとんど消えていました。 いい天気です。



早々、キジくんがお出迎えしてくれました。

我々がフライマンと知ってか知らずか? めいっぱいマテリアルを見せつけてくれました。
そんなに見せびらかしたら襲っちゃうよ〜(笑)。



そして迷いに迷ったポイント選定はここ。

前日吹いたであろう風が当たらなかった湖の風裏側。
そして当日吹くであろう風が岬に当たっていい流れを作ってくれそうな岬絡みのワンド。



ポイントに着いて岸辺を見るとおびただしい数のシャックが打ち寄せられています。
風裏になっているこの場所に流れ着いた感じです。きっとこれに釣られて魚も惹きつけられているはず。
どうやらポイントの選定はここまでは間違っていなかったようです。

ちょっと見えにくいですが、半透明の白っぽい浮遊物がシャックです。



そして釣り開始です。

ワンドの先端の岬に当たっていい流れが出来ています。今日のお供はsaitouさんです。



釣りを始めて30分も経たないうちにsaitouさんに待望のヒット!!
ここまでの読みは当たっていたと思っていましたが、それか確認された瞬間です。

湖の釣りの面白さはこの読みの中にあると思います。



そして私(kiyo)にもすぐにヒット!!
パンパンに膨らんだニジマスのお腹。かなり飽食しているようです。





バタバタっと釣れたかと思うとしばらく反応のない時間が続きます。
どうやら魚は溜まっているわけではなくて、沖から群れで挿してくる感じです。

それを何回か繰り返していましたが、11時前にさっぱり反応がなくなってしまいました。
そして体も冷えきってしまったのでコーヒータイムにします。



ラインバスケットをテーブル代わりにコーヒーをすするsaitouさん。



体も温まったのでまた釣り開始です。
さっきまでと同じように何回かアタリがあった後、またなにも反応が無くなってしまいました。

そしてなんとなく気になったワンドの少し奥側に移動。
水の色を見る限りさっきよりも少しだけ深くなっている感じ。

なのでカウントダウンを少しだけ長くとってリトリーブします。
するとさっきまでとは明らかに違うドスンというアタリ。

そして













いただきました。



フッキングと同時に突っ走りなかなか姿を現してくれませんでしたが、ガボッと水面を割った瞬間思った以上の大きさにびっくり。
その後もなかなか寄せることが出来ず、バレるなよ〜、と願いながらのファイト。

最後はsaitouさんにネットに入れてもらい無事ランディング。
測ると68センチ。出来過ぎの一匹でした。



saitouさんもいいサイズをキャッチ。

昨日の天気を考えるとまさかこんな釣りが出来るとは思ってもいませんでした。
やっぱり釣りはやってみないとわからないですね〜。



そしてまたアタリが無くなったので少し遅めの昼食タイム。



食事休憩を取っていると風がピタッと止んできました。
これが夕マズメのタイミングならライズを誘発しそうで申し分ありませんが、ちょとそれには早すぎます。



案の定、嫌な方向から風が吹き始めてしまいました。



こうなるとさっきまでとはうって変わってアタリはないは、釣りづらいはで、修行の始まりです。

大きく場所を動く選択肢もありましたが、ちょっと中途半端な時間になってしまっていたため歩いて動ける同じエリアに留まります。
まあ、いい釣りができていたのでそんな必死で釣らなくてもいいかな?と言う気持ちにもなっていました。



で、やっぱり何もないので少し早めに撤収することにします。



いや〜、楽しい釣行になりました。

帰りはホオジロ君にお見送りをしていただきました。








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