森とさかなをたいせつに・・・。 since 2005
９月１３日（晴れた！そして雨） *repo* ｋｉｙｏ
帰省釣行のリベンジでいつもの川へ。
先月、お盆の帰省の時に○ーズを食らった川にリベンジに行ってきました。
南の沿岸に前線と低気圧。雨嫌いの私（ｋｉｙｏ）はなるべく前線から離れたところで釣りがしたかったわけです（笑）。
車止めに着くと空はどんより曇り空。
山に掛かった霧が少しずつ晴れていく気配だったので少し登山道を歩いて上流を目指します。
そして目指した入渓点に着く頃には日差しが届き始めました。
今回のお供はさいとうさん。８月に南アに行った以来の釣行です。
さっそく準備を開始します。この時期にしてはなかなかいい感じの水量です。
そして釣り始めるとすぐにヒット！
幸先のいいスタートになりました。
この川独特の模様のイワナです。頭の先端まではっきりと虫食い模様が入っています。
サイズは今ひとつ伸びませんが、要所要所からコンスタントに反応があります。
こんな時は何かのスイッチが入ると小さいイワナを追い払って大きなイワナに入れ替わるタイミングが来る時があります。
昼が近くなってきた頃、気持ちのいい青空が広がってきました。
やっぱり山岳渓流にはキラキラな水とイワナが似合いますね。
そして少しずつ魚のサイズが上がってきました。
なんとなく予感がしてきました。
こんな時はそのまま釣り続けないでインターバルを取って完全に状況が変わるのを待ったほうが得策です。
という事で、川辺に座ってのんびりとおにぎりタイム。
この間に魚の活性が上がりきるタイミングに合わせます。
そして午後の部開始です。
やっぱり明らかにサイズが上がってきました。
そしてその時がやって来ました。
流れが分流して見落としそうなポイント。何気なく落としたフライがスっと消えました。
掛かった瞬間の重さで確信しました。やっぱり地元のこの川で釣れる尺イワナは特別なものがあります。
そしてご一緒したさいとうさんにも。
しかしスイッチが入っていた時間はつかの間でした。
雲が厚くなって少し冷たい風が吹き始めるとすぅ〜っとイワナの反応は遠のいてしまいました。
ついさっきまでなら大物の期待が持てるこんな流れからも稚魚みたいなイワナしか反応しなくなってしまいました。
そしてそれが合図だったかのように山にいやな雲が掛かり始めました。
イワナの反応も悪くなったし、今回はだいぶ上まで上がってきてしまったので雨が降り始める前に撤収することにしました。
この川で釣りが出来るのは９月２０日まで。
今シーズンこの川最後の釣行で有終の美を飾ることが出来ました。
そう言えば去年は最後の最後にデカいのを合わせ切れで逃していたような・・・。
そんな事を思い出しながら山を下るのでした。
来シーズンまでサヨナラです。
