7月20日(ムシムシな晴れ)     *repo*  kiyo

白神山地再び 2日目



昨晩は蛍の乱舞に感動しつつ、なにやら怖い声を出す鳥(?)の鳴き声で眠れぬ夜を過ごしました。

そして迎えた朝は心配だった台風の影響はなくいい天気。ただ空に浮かぶ雲はちょっと台風チックで注意が必要な感じ。
一番上まで詰めようと思っていたのでちょっと心配です。



朝からさっそく川を覗き込むshioさん。
腹ごしらえをして今日の鋭気を蓄えます。

今日も、いっぱい、歩かなきゃっ。

 

ということでshioさんが覗き込んでいるのはこんな川です。 デカイのが居そうですよね。

今日の予定は前回気になったままやらなかった例の支流です。そしてその後は本流を詰める予定。

今回のルートの最大の問題は帰りの林道の歩きが2時間もあること。
退渓点までの時間をきちんと読まないと大変なことになります。暗闇の中を歩いて帰ってくるのはイヤですからね。



そして目的の支流に向かって歩きます。
今日は台風からの空気の影響なのかムシムシしていて大変です。



目的の支流はちょっと渇水気味。ちょっと厳しそうな雰囲気です。

ただ前回のときに感じた“釣れる予感”を信じて釣りあがる事にします。



二人で先頭を入れ替わりながら釣りあがりますが反応は今ひとつ。
たまに釣れるのもオチビちゃんばかりです。渇水とピーカンの天気のせいなのか、もともとこんな感じの川なのか?これだけで結論は出せませんがあの時の釣れる予感はどこかに行ってしまっていました。

雪代後にもう一度やる機会があればもっと様子がわかりますね。



 

そして支流はあきらめて本流に向かいます。

本流も減水がひどくプールの水は止まっているような状態です。
厳しい一日になる予感です。



それでも広々とした谷を釣りあがるのは気持ちのいいものです。



そして前回の釣行で時間切れになって引き返したポイント。

今回はここから上流の探索がメインイベントです。
その前にshioさんナイスサイズをしっかりゲット。

そんなところに立ったら危ないですよ〜。





そしてこの滝の上は渓相が一転。だいぶ穏やかな流れに変わりました。

ちょうどこの頃から今ひとつ反応が悪かった魚たちの反応がよくなり始めてきました。

 

ごく最近、相当量のまとまったハッチがあったみたいですね。
この日も水面下でこの虫の動きが始まったのか、岸よりのかなり浅い場所から魚が走るようになって来ました。



ハッチの準備で岸よりに集まり始めたカワゲラに引き寄せられて魚たちも動き始めたようです。

そして。







しかしこれからという所でそろそろ退渓しなければならない時間が迫ってきました。
えー これからなのにぃ〜。といったところで時間は時間。

あまり粘ると帰りの林道が大変な事になってしまいます。



そして怖いヘツリと急斜面を這い上がってやっとの事で林道に出ました。

またまたあまりの怖さで写真撮るの忘れてしまいました。。。

帰りの林道からチラリと見え隠れする今日の川。流れがブナの森の中に消えたその先が退渓点。
太陽が傾き、いい感じで谷が暮れて行きます。



ちょうど今ごろ大岩魚の宴が始まったころでしょうか。

後ろ髪を引かれつつ、宴の邪魔をしても可愛そうなのでそっとしておいてあげました。

負け惜しみです(笑)。



コメントを書く


釣行記一覧へ戻る
森とさかなトップへ戻る