4月23日(曇り) *repo* arai
いつか爆発を信じて・・・。桂川詣で
小雨交じりの絶好の釣り日和、今期6回目の桂川に行ってまいりました。
(6回も通っているのに、釣れた魚の数は…。でもめげずにがんばります。いつの日か、報われる時が来ることを信じて。)
本流は濁りとの事前情報に、まずは支流を覗いてみようと、(10時頃)橋の上から見下ろすと、
堰堤の下流のプールでもうライズしてるじゃありませんか。
早速着替えて川に下りると、5〜6匹が連続でライズの真っ最中。
どうやら、フタバのハッチに当たったようです。私のふるさと渡良瀬川でいつも使うパターン#20 を結んで投げると、
焦ってたせいで、いきなりミスキャストです。すぐにドラグがかかってしまいます。
ところがなんと!ドラグで引っ張られたフライを魚が追いかけてきてパクリ。こんなこともあるんですねえ。
立て続けに3匹キャッチしたまでは良かったのですが、すべてニジマス、しかもすべて成魚放流ものでした。
その後、しばらく様子を見ていると、沈み石で水流がヨレた、いかにも難しそうなところでライズが。
今までの魚と何か違う予感に、今度は慎重に狙います。ところがこれが一筋縄ではゆかず、
ようやく仕留めることができるまでに、結局40分くらいかかってしまいました。
けれどやっとの思いで取れたヤマメはうれしさもひとしおです。
午後は、本流に移動しました。濁りも取れて、いい感じだったのですが、行く先々どこもライズにはお目にかかれませんでした。
その後、友人のTAKAKUさんと合流します。待ち合わせの場所に到着すると、
彼を含めた数人で川を覗き込んでなにやら盛り上がってる様子。挨拶を交わし、
私も一緒に覗き込むと、なんと優に尺を越えている魚体が水面下数十センチのところでゆらゆらとやっています。
しばらくして中の一人がロッドを持ってブッシュのかぶさった川岸に下りていきます……。
その一人とは、FF界ではまず知らぬ人はいない、かの巨匠S.Sさんでありました。
(この続きは、巨匠S.Sさんのブログ
のなかで語られていますので、ぜひご覧ください。)
TAKAKUさんとともに、我々もイブニングに期待を掛け、「気になるプール」に入ります。
着くとすでに先行者がいてライズ待ちしている様子。今日はダメかと諦めかけていると、
彼らはさらに上流に移動したようで、ラッキーにもお目当てのプールに入ることができました。
TAKAKUさんは一つ下流のプールに入り、それぞれに待機です。
これはいける…、理由もなく予感がします。6時過ぎ、エルモンがちらほらと飛び始めます。
6時半、ぱたぱたと駆け抜けるのはヒゲナガです。さあ始まるぞ!4Xのティペットの先には、
ヒゲナガのピューパ#10が結ばれています。
さあ、来い! ……あれっ??
またやってしまいました。水面はいつまでも静寂もまま、暗闇に閉ざされてしまいました。 (了)