moritosakana
森とさかなをたいせつに・・・。                                          since 2005

9月25日(晴れ)     *repo*  kiyo

えいや〜!!で台風後の南アルプスに行って来ました。



南アルプスの渓流に行って来ました。

ここはkikutiさんがどうしても行ってみたいと言っていた場所。前回の釣行予定の時も雨で中止になっていました。
台風の影響で2日前までに降った雨の量は100ミリ以上。
回復が早い川とは言えかなりリスキーです。
しかもここは入渓点まで登山バスで行かなければならないため、行ったら最後(笑)そこでなんとかするしかありません。

とは言えどこに行ってもイチかバチか的な感じなので、だとしたら天気はいいので当初の予定通り決行しましょうと言うことになりました。

いい天気です。山頂までくっきり望めます。



現地に着いていちばん心配だった水量を見に行きます。

水は多いですが全く釣りが出来ないという感じではありません。
でも対岸まで渡れるのか・・・? 
もし渡れなければ入渓点の上下でお茶を濁すしかありません。







場所を選べば何とか渡れるところがありそうです。
とりあえず下流側から釣りを始めますが、今日は寒くて上着を着ても寒いくらい。イワナの活性が上がるのは昼くらいかな〜という感じです。

瀬の中はまだ厳しそうなのでなるべく流れの緩いポイントで釣りをして時間調整します。



対岸ギリギリの石の一つ一つを丁寧に探っているとやっとイワナからの反応がありました。



うれしい最初の一匹です。



その後も緩い流れを探して釣り上がります。

活性が上がらないためなのか緩くても深い所からは反応がありません。
浅くて程よい変化と緩い流れ、この条件が揃わないとイワナは反応しないようです。



そんなポイントからはイワナの反応は得られますが、動きが遅くフライを咥える前にドラグが掛かってしまいます。
あと1秒ドラグフリーで流せれば食ってくれるんだけどな〜。

そしてやっと釣れたイワナ。



そしてほんの少しずつ活性が上がってきた感じになって来ました。

時間も昼近くになってきたのでちょっと早めの食事タイム。
その間に活性が上がってくれたらいいんだけどな〜。



そして午後の部。

だいぶ活性が上がってきましたが、水が多すぎて流すところがありません。
無理やり対岸の緩い所を流しますが秒でドラグが掛かります。

フライには出ますが空振り連発です。



そしてとうとう恐れていた事がやって来てしまいました。
岩盤にぶっつけになっているポイントですが水が多くて対岸に渡れないためここで通行止め。

一巻の終わりです・・・。

泣いても笑ってもここが最後のポイント。
岩盤に当たった水がいい感じで反転流を作っています。

そしてここで奇跡が起きました!!

kikutiさんにとって今シーズン最後の釣行、そして最後のポイント。
そんな痺れるタイミングで。



ド〜ん!!





フライを始めて2シーズン目。kikutiさんにとって初めての尺イワナ。

色も顔つきも、でっぷり太った体型も申しぶんのない完璧なイワナです。kikutiさんの体型もでっぷ・・・。申しぶんないです(笑)。
いや〜、こんなメモリアルなシーンに立ち会えて案内した自分もうれしいです。







そしてこのイワナで満足したので早上がり。

行ってよかった〜。
やっぱり迷ったら行け!!ですね。






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